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オンライン書店ビーケーワン:恋のドレスとつぼみの淑女

マリみて新刊樹川さとみ新刊を差し置いて、今月のコバルトで一番好きでした。
読む本ないから買ってみようかな、くらいの軽い気持ちで購入したので嬉しい驚きでした。

英国、デビュタント、ドレス、コルセット、クリノリン、馬車、爵位、深窓のお嬢様と腹心のメイド、このあたりのキーワードが好物の人にはおすすめです。(笑)

「恋がかなうドレス」を仕立てるとして有名なお針子のクリスが、2年前に落馬して足を怪我して以来引きこもってしまったというフローリアンのドレスを注文されて…と、はっきり言って単純なお話。50ページ読むとオチも分かってしまいます。でも、最後まで飽きずに読めました。
私は基本的にプロフェッショナルな主人公が出てくるお話がとても好きなので、かなりツボでした。続編が出るらしいので楽しみです。

青木祐子の本は「左ききのマイ・ボーイ」だけ読んだ事があって、いまいち好きになりきれず、それ以降のシリーズもの(「ソード・ソウル」シリーズ)は買わずにいたんですが…こうなったらそっちにも手を出すべきかしら。


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またしばらくネット環境から遠ざかっていたため、更新が止まっていました。
まあ、ちょっとクリスマスを満喫していたんですけど(笑)
久々にアクセス解析をのぞいたら、2000アクセス突破していました。ありがとうございます。

そして、例によって、更新停止中に読んだ本一覧。

・灰色の北壁/真保裕一
・心の中の冷たい何か/若竹七海
・聖女ジャンヌと娼婦ジャンヌ/藤本ひとみ

*ティーンズ文庫
・マリア様がみてる 未来の白地図
・エネアドの3つの枝 最後の封印
・ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスとつぼみの淑女
・伯爵と妖精 恋人は幽霊

*コミックス
・恋愛カタログ 30
・ラブ★コン 12
・ONE PIECE 40
・ドラゴン桜 1~10

いくつかは後日レビューしようと思います。ドラゴン桜とか、面白かったし。
それにしても、こんなにコバルト買った月は久しぶりだ…自分でびっくりです。


凍

ヒマラヤの高峰、”ギャチュンカン”に挑んだ登山家山野井夫妻を描いたノンフィクション。
凄まじい、の一言です。

文字通り命を賭けて山に挑む登山家を、精緻としか言いようのない文章で綴る沢木耕太郎にまず感服。
たとえば同じ題材を浅田次郎が小説にしたら。それを読んだ私は、主人公にどっぷり感情移入して、泣いて泣いて、彼ら夫妻の帰還シーンに胸が震えるんだと思う。
たとえばこれが真保裕一の小説だったら。読みながらにして山の冷たい空気を感じ、彼らの挑戦に手に汗を握り、読み終わったあとには「登山家」という存在に憧れを抱いたかもしれない。

沢木耕太郎の、硬質な、決して感傷的にならない、あくまで事実をそのままに描いた筆致が素晴らしいと思いました。
ただ圧倒されました。
こんな文章を書ける人はそういないと思います。


私は登山には興味がないので、命を賭けてまで高い山に登る気持ちなんて分からないし、凍傷で手足の指を失って、それでもまだ登りたいと思う人の気が知れない、と正直思います。その一方で、彼ら夫妻(や、多くの登山家)にとって、クライミングという行為がとても自然なことで、本能に直結した欲望なのだろうということは素直に感じられました。
私が本を読む理由と、きっと同じなんだなぁ、と。こっちは命がかかってるわけじゃないですが。

筆者後記の最後の一文に、鳥肌がたちました。


昨日・一昨日と急にアクセス数が増えたので驚いて調べてみたところ、「浅田真央」で検索して来られた方が大勢いたようでした。きっとお求めの情報はなかったと思います…騙し討ちみたいですみません(笑)
浅田真央や安藤美姫といったアイドルの出現と、トリノイヤーで代表権争いという話題性で、マイナーだったフィギュアスケートが一気に注目されていて、複雑な気持ちです。テレビ放送増えるのは嬉しいけど、松岡とかいらないから。あと、ポエム実況とかキャッチフレーズとかほんといらないから。

私はスポーツ観戦バカですが(見るだけなら大抵のスポーツ好きです)フィギュアやら体操やら新体操やら、そういう採点競技に特に惹かれます。その原点はまぎれもなくマンガだと思います。他のスポーツでも、マンガでルール覚えたとかいっぱいありますけどね(笑)

というわけで、フィギュアスケートを題材にした漫画をちょっとまとめてみました。興味をお持ちになった方だけ、「*More」からお進みくださいませ。


オンライン書店ビーケーワン:プライド 5

一条ゆかり得意の、女のドロドロ合戦。読めば読むほどこの人は昼ドラにぴったりの作品を描く人だなぁと思います。「デザイナー」「正しい恋愛のススメ」の2作が連続昼ドラになってましたが、この作品も十分いけるんじゃないかと。問題はオペラを歌える女優なんていないことですけどね。

一条ゆかり描くところの「いい女」というのは、美貌の持ち主であることはもちろんのこと、一流の仕事(特技)(一般事務論外)を持ち、ある程度以上のレベルの店(料亭とかクラブとか)に堂々と出入りできる品性を備えており、つねに高みを目指して努力しなければなりません。
よって、恋愛にうつつを抜かすとかはご法度で、もしその道を踏み外そうものなら空き巣は入るわ男に裏切られるわ親の会社は倒産するわと、怒濤の不幸オンパレードを味わわなければならないことになっています。

たいへんですね。

今巻は、冒頭部分の萌の暴走がすごかったです。鬼気迫るというか、完全に鬼の顔をしていました。嫉妬に狂う女の顔を描かせれば天下一品です。


フィギュアスケートのグランプリファイナルに夢中になっているうちに週末が終わってしまいました。浅田真央の軽やかかつキュートな滑りにノックアウトです。伊藤みどりの「内緒だよ、シーッ!」とかいうよくわからない解説にもノックアウトです。それよりも何よりも松岡修造を誰かつまみだせと憤死しそうでした。

閑話休題。

昨日、とうとう本棚に1冊のゆとりもなくなりました。どうしよう…。
そろそろやばいな、というのは薄々分かってはいたんですが、今月購入分のコミックスを収納する場所がどう考えてもありません。
しかも今、「NANA」1~13他、20冊近くは友人に貸し出し中。そのスペースは既に他の本が占領しています。君たちの帰る場所を奪ってしまった私を許して…!

*今月買ったコミックス (()内は発売日かつ購入日(笑))
・DEATH NOTE 9(12/2)
・桜蘭高校ホスト部 7(12/5)
・きみはペット 14(12/13)
・新コスメの魔法 3(12/13)
・NANA 14(12/15)
・クニミツの政 27(12/16)
・ゴッドハンド輝 26(12/16)
・学園アリス 9(12/16)
・親指からロマンス 5(12/16)

*今月これから買う予定のコミックス
・プライド 5(12/19)
・ヘヴンリー・キス(12/19)
・ご近所物語 完全版 4(12/20)
・恋愛カタログ 30(12/22)
・ラブ★コン 12(12/22)
・ONE PIECE 40(12/26)

新刊コミックスのみでこれです(遠い目)
ここにあげたシリーズの既刊数を考えるだけで気が遠くなります。24年間の人生で、私、漫画にいくら費やしたんだろう。とか、考えたらきっと負けですね。うん。

まずはこの15冊を収納する方法を考えなければ…


西の魔女が死んだ

日本児童文学協会(だったかな)の新人賞受賞作品。とても有名な作品です。
有名すぎて今まで手を出せなかったんですが(悪癖)名作読みたい病という名の疾患に取り憑かれている今こそ!と思い、購入しました。

ああ、本当に良い本だったなぁ、と、素直に思えました。

喘息持ちで、中学入学まもなく登校拒否するようになった「まい」が、英国人の祖母の元で過ごす数週間を中心に丁寧に描いた作品。「西の魔女」というのはグラール国のことではなくて祖母のこと。

自然とやわらかく付き合うおばあちゃんと、それに憧れて「魔女修行」をはじめる「まい」の描かれ方がとても微笑ましく、おばあちゃんの話す丁寧なですます調の言葉や「にやり」と表現される笑顔にほのぼのします。
シンプルな中にしっかり『伝えたいこと』を織り込んだ素敵な話です。
さりげない描写の、言葉の選び方ひとつひとつが生きていると思いました。

作中、「まい」がおばあちゃんと交わす会話がとても好きです。
 
 「おばあちゃん、だいすき」
 「アイ、ノウ」
(I know)

孫に抱きつかれて、さらりと笑って「アイ、ノウ」!
かっこよすぎです。こんなおばあちゃんになりたいものです。
でも早起きとか田舎暮らしとかできないです




「まいじゃー推進委員会」というサイトで配布されていました。
長いですので、興味を持たれた方のみ「More」からお進みください。

我こそは活字中毒者だと思われる方は、是非答えてみてください。回答を読んでみたいです(笑)


オンライン書店ビーケーワン:Nana 14

連載が始まった当初は7巻で終わるものだと思っていました。
終わらなかったので、次はナナ×2で14巻で終わるんだと思っていました。
14巻が出ましたが、まだ終わる様子は見せません。(笑)

NANAに関しては、もう面白いのか面白くないのか判断できなくなってきました。
人気がありすぎて、誰でも知ってる漫画になってしまったので今さらオススメするでもないですし。ハタチ前後の女の子の心情を細かく描いているのはすごいなぁと思うんですが、奈々もナナも自分からかけ離れすぎて、共感はできないですしね。レイラも美雨も美里ちゃん(偽名)も、自分からはだいぶ遠いですから。
NANAの登場人物でお友達になりたいのは、淳子と京助だけです。今巻は淳子の出番がなくて寂しかった…(笑)

とは言え、相変わらず高いレベルの作品だと思います。
あとは、連載終了時に今まで張ってきた伏線を全て回収してくれれば言う事ありません。






オンライン書店ビーケーワン:きみはペット 14

ついに最終巻です。
バリキャリのスミレと、道で拾った美少年モモとの共同生活、という設定に心ときめいた女の人はさぞかし数多くいたことでしょう。こんな美少年だったら私も拾いたいよ。養えないので、飼えないですけど。1週間くらいなら、なんとか。

13巻の最後あたりから、エンディングに向けて着々と話が進んでいました。
長期連載の最終巻って、いつのまにか「○年後」とかいうキャプションがついて、ばたばたばたっと登場人物がカップルになって、なんだか主人公の周りは何もかもが上手くいってて、みたいな怒濤のハッピーエンドを迎えることが多いんですが、さすがというか何というか、小川彌生はそのへんをとても丁寧に描いてくれます。
ユリちゃんとの友情を子供達に絡めて描いた回がすごく良かった!

そして、胸躍る次回連載の予告が巻末にあったんですけど…

「小川彌生新連載スタート!
 フィギュアスケート・アイスダンスの世界を描きます」


マジっすかーーーー!!(嬉)
アイスダンスって日本ではあんまりメジャーじゃないですけど、ほんとキレイなんですよ。ツイストリフトとかジャンプとか、派手な技がないぶんスケーティングが優雅で。
そして、小川彌生の描く体のラインはとてもとてもキレイなので、もうものっすごい楽しみです。期待大です。特大です。やったー。

新連載がはじまる前に是非フィギュアのことをもっと知っていただきたい!
というわけで、オススメブログをご紹介→「false start」
慣れるまでは専門用語がちょっと多めなので辛いかもしれませんが、切り口が面白くて素晴らしいブログです。


伯爵と妖精 あまい罠には気をつけて

先日レビューした「伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党」のシリーズ第二巻。初買いから中3日ですでに2冊目を購入している自分が恐ろしいです。コバルトのシリーズものってこれだから怖いんだ…!

さて、読了してみてちょっとした驚きだったんですけど、面白く読めました。
1巻より2巻が面白いとき、そのシリーズは期待が持てます(格言)(今考えた

妖精がしっかり話の核に組み込まれているのがいいですね。1巻のときはちょっと添え物的な印象が拭えませんでしたので。
伯爵の、ハンパなく重い過去もいろいろ絡んでくるんですが、全体として話のイメージは明るくて前向き。主人公リディアの性格がとことん前向きだからというのもあると思いますが、1巻でしっくりこなかったシリアスとコメディーの融合がうまくいってるんじゃないかな、と思います。ナイスブレンド!
1巻は、てんこ盛りの設定を消化しきるのにいっぱいいっぱいだったのかな。

タイトルにも「あまい罠」とありますが、今巻は伯爵の甘々口説き文句のオンパレードです。こんな台詞は金髪美青年以外が口にしてはなりません。捕まります。


オンライン書店ビーケーワン:チョコレート・アンダーグラウンド

1年半ほど前、はじめてこのチョコレート色の表紙を本屋で見かけたときからずーっと気になっていた作品。
なんとなくぴんと来ていたものの、ハードカバーだしなぁ、知らない作家だしなぁ、と購入になかなか踏み切れなかったわけですが、読んでみた今、めちゃめちゃ後悔です。
もっと早く読んでればよかった…!ハードカバーだから何だよ! しょっちゅう文庫やらコミックスやら3、4冊まとめ買いしてんだから値段かわんないじゃないの私! ばかばか!

舞台はイギリス(たぶん)。新しく政権を握った「健全健康党」が発令したのはチョコレート禁止法。街中をチョコレート探知機が走り、党直属の少年団隊員が目を光らせ、甘いものは根こそぎ禁止。砂糖もダメ、お菓子もダメ、「チョコレート」なんて口にするだけで法律違反。違反者は連行され、施設に収容され、「洗脳」されてしまう。
チョコレート大好きな少年、ハントリーとスマッジャーが、バビおばさんと協力してチョコレートの「密売」をはじめることを決意する…

ものすごい設定です。ぶっとんでいるのに、微妙なリアリティーが怖い。
たとえば、こんな馬鹿な法律を定める党が与党になった理由。それは、「こんな馬鹿な政党が勝つわけないから、選挙なんて行っても無駄」と皆が思ったから。どこかの国で聞いたことがある話ですね。

アイロニーとユーモアに満ちた、痛快な作品です。子供から大人まで楽しめると思います。面白かった。展開はテンポが良くてスリリング。いい翻訳だなとも思いました。
映画化したらいいんじゃないかなぁ。

そういえば、この国にはテレビ探知機もあるんですよ。テレビがあるのに受信料払ってない家には押し入られちゃうんですよ。
N○Kはこの機械がノドから手が出るほど欲しいに違いないですね!





ふらふらとネットサーフィンなどしていたら、大発見。
PEACH-PITがなかよしで連載開始するそうですよ!
…あれ、もしかして既知ですか。基本ですか。驚いているのは私だけですか?

PEACH-PITと言えば、ローゼンメイデンですよ。ひきこもり少年と完全無欠のツンデレ美麗お人形の華麗なる闘いですよ。深夜アニメで(私の周りだけかもしれないですけど)人気大爆発の薔薇乙女ですよ。さりげに拍手絵に使ったりしてますすいません。
ちなみに私は翠星石が好き
ていうか、青年誌の作家さんだと思ってましたよ。まさかなかよしに来るとは。

うわー、読んでみたい…!

安野モヨコがシュガシュガルーンを連載してたりする雑誌ですからね。少女誌と言えどあなどれません。

ローゼンメイデンは萌えマンガという見方ももちろん出来ますが、華やか~な画面で可愛いお人形がいっぱい出てくるお話なので、わりと女の子向きなんじゃないかと思います。怖がらずに読んでみて下さい。アニメの出来もいいと思います。(って、アニメ詳しいわけじゃないんですけど)

PEACH-PITのオフィシャルサイトがリニューアルされた模様です。初めて知ったんですが、女性だったんですね、二人とも。(二人組なのは知ってた)
ブログも出来たようです。→「もものたね」


三谷幸喜のありふれた生活 4 冷や汗の向こう側

朝日新聞(夕刊)に連載中の、三谷幸喜のエッセイ集。第四弾です。ちなみに4巻すべて揃えています。
大好きなんです、三谷幸喜。
とか言いつつ、舞台見た事ないんですけど…(酷)
ドラマも映画も、そしてエッセイも、三谷幸喜らしい自虐ユーモアに溢れていて楽しいです。

今巻の中心はやはり「新撰組!」関連の話題でした。既刊に比べると仕事関連の話の割合が増えていて、家庭内の話題が少ないのが残念。奥様の小林聡美とのエピソード、いちいち笑えて大好きなんですけど。

「新撰組!」最終回、近藤の斬首の場面のエピソードには感動。
三谷幸喜が脚本に書いた近藤の最後の台詞は「トシ…」(=土方)と、それ一言。表情などのト書きも付けず、近藤を演じた香取慎吾の解釈に任せたところ、彼は少し微笑んでその台詞を口にしたそうです。「トシ、次は何をしようか」という気持ちだった、と。
近藤が首を斬られる直前に思ったことって、本当にそうだったんじゃないかなぁ。香取慎吾って結構ちゃんと役者さんだったんだなぁ、なんて思いました。

※ちなみに、この本を読む際の注意事項。
どこがありふれた生活なんだろうという疑問を抱いてはなりません。


オンライン書店ビーケーワン:伯爵と妖精

コバルト文庫、「伯爵と妖精」シリーズ第一巻。
友人に教えてもらいました。
彼女曰く、「伯爵とか妖精とか好きな私にはツボなのよ!」。そらそうですな。
あと、彼女の大好きな英国アンティークの雰囲気もプラスされます。ツボど真ん中だそうです。

主人公は「妖精博士(フェアリードクター)」。普通の人には見えない妖精が見え、交渉することができる女の子。そのため変わり者扱いをされていて、人間の友達はゼロ。
父に呼ばれてロンドンへ向かう船の中、「伯爵」と呼ばれる青年(もちろん金髪美形)に仕事を依頼され、事件に巻き込まれて…というストーリーです。
あ、あらすじはいいですか、そうですか。

タイトルが秀逸。設定も魅力的。話もそこそこ面白い。
ただ、読んでいてイマイチ乗り切れないところがあるんです。
「この話はシリアスなのだろうか、コメディーなのだろうか」と最後まで迷いながら読んだせいだと思うんですが。
谷瑞恵の文章が、ドラマチックさにすこーし欠けるような気がするのは私だけですか?
前半、ツカミの部分とかは上手いなーと思うんですけど、クライマックスの盛り上がりが小さいというか、描写があっさりしているというか、淡々と進んでしまうというか。
樹川さとみ的盛り上がりを好む私の偏向かもしれません。

ともあれ、「英国」とか「伯爵」とか「妖精」とか好きな人にはオススメですよ。
どうやら伏線がいっぱい張られている気配もあるので、シリーズの続編は読んでみようと思っています。


オンライン書店ビーケーワン:桜蘭高校ホスト部(クラブ) 7

今さらながら、すごいタイトルですよね。ホスト部て。
さて、来春からのアニメ化も決定したという人気コミックです。白泉社マンガにふさわしく、トーンばりばり書き込みばりばりの豪華な画面が内容にマッチしています。
大好きなマンガの一つです。

王子に腹黒、ショタに毒舌双子に無口シブキャラ、と、ときメモGSもびっくりの乙女ゲー風美男キャラ大集合。しかも全員超金持ち。花より男子のF4と張れるくらいの金持ちですが、F4よりも数段バカ揃いです。登場人物全員バカばっかりです。(あ、鏡夜は違うかな)
とにかく、何も考えずに笑って読めるので、気分転換には最適。

今巻は、ヅカ部リベンジの巻が出色の出来だったと思います。前列は中腰!
ホスト部6巻収録の「ロマンティック・エゴイスト」(だったかな)の続編が収録されてるのも嬉しいところです。


※12/7追記
・6巻の「ロマンティック・エゴイスト」ではなくて、4巻収録の「ラブ・エゴイスト」のほうの続編でした。失礼しました。
・お気に入りブログでホスト部7巻レビューが掲載されてましたので、ご紹介。
 →「今宵、月の裏側で。」


オンライン書店ビーケーワン:シュガープリンセス 1

NHK杯の余韻でフィギュア熱高まりっぱなしです。
というわけで、花とゆめコミックスのフィギュアマンガ。

「花ざかりの君たちへ」で一躍有名になった中条比紗也の新連載です。
お調子者で運動神経も良い、素直で元気な女のコが主人公。相手キャラは美形ツンデレ系。
あぁ、中条マンガだな~~っていう雰囲気満々です。(笑)
偶然行ったスケート場で見よう見真似でジャンプ決めちゃってスカウトされて…って、んなわけあるかいと言いたくなる設定ですが、そのへんスルーしてしまえば、割と爽やかで軽~く読めるんじゃないでしょうか。

トーンばりばり書き込みぎちぎちのマンガが多い「花とゆめ」系に置いて、藤川佳世に匹敵しようかというほどの白空間の多さを誇る中条マンガですが、フィギュアの世界を描くとなったら意外にその白さがマッチしているような気もします。と、とても前向きに受け止めてみました。

連載始まったばかりなので、まだ追いつけますよー(呼びかけ)


文学刑事サーズデイ・ネクスト〈2〉さらば、大鴉

文学刑事シリーズ第2弾。ものすごく期待して読んだんですが、それでもびっくりするくらい面白かったです。
パラレルワールドのイングランドを舞台に、縦横無尽、荒唐無稽、息つく間もない文学小ネタの嵐。あまりにも目まぐるしい展開なので、伏線を覚えておくのが大変です。

でも、文句なく面白かったです。難しく考えずに肌で感じられる面白さ。

何よりも嬉しかったのは、「大いなる遺産」のミス・ハビシャムが登場した事。
つい先週読んだばっかだよ!すごいよ私!
何も考えずに「大いなる遺産」と「文学刑事2」を同時に借りて来て、何も知らずに「大いなる遺産」を先に読んで感動して、「文学刑事2」を開いたらミス・ハビシャムが登場したときの感激といったら!
私天才かなと思いました。

文学刑事シリーズ、原作はもう第4巻まで出てるそうです。待ちきれない…けど、ハリポタと違ってこれは原作で読むの難しそうだなぁ…言葉遊びやら引用やらが盛り沢山だからなぁ…

大人しく日本語版の出版を待ちます。



オンライン書店ビーケーワン:Death note 9

ぶっちゃけます。
正直なところ、完全についていけなくなってきてしまいました。どうしよう。
何と言うか、物語の流れに全然乗れない自分がいます。

裏の裏の裏の裏の裏くらいを読んだつもりだったけど、実は超表面だったぜ!みたいなやりとりが、なんか空々しく思えてしまいます。
なんでもかんでも「やはり、そうか」の一言で済ますんじゃねぇよ!
7巻までの第一部はめちゃめちゃ面白かったんですけど、Lのかわりにメロだのニアだのよくわからないお子様達が出て来たあたりから、もう…
月が「全て計画通り』とか言いながらものっすごい悪いカオしてたあたりはぞくぞくっと来てたんですけどねぇ。

今回はついにオヤジが毒牙にかかってしまいました。こうなったら一番かわいそうなのはお母さんじゃないかしらと思うんですけど。息子が拘留されたり娘が誘拐されたり。酷い話です。

ラストが気になるので単行本は買い続けると思います。
また面白くなってくれることを期待。





春待ちの姫君たち―リリカル・ミステリー

初のコバルト文庫レビューです。
このタイトルはすごいと思います。副題で「リリカル・ミステリー」ですよ。
リリカルなミステリーって何だよ。
たぶん、そこはかとなく百合っぽい香りの漂う雰囲気をリリカルというのだと思います。
そんな、そこはかとなく百合っぽい話です。

女子中学生(から、高校生)の友情をテーマに、「謎」を絡めたお話。
作者の友桐夏という人は今年コバルトからデビューしたばかりの新人さんで、この作品が2作目になるんですが、どうも少女の秘密を描くのがお好きな模様です。デビュー作「白い花の舞い散る時間」もそんな感じでした。いろんな思惑を抱えた女の子が3、4人出て来て、だんだんお互いの秘密が暴かれていく、みたいな。
そして実は一番性悪なのは主人公、みたいな。

ミステリとしてはどうなのよ、と言いたいところもありますが、話としてはうまくまとまってるんじゃないかと。リリカルにまとまってるんじゃないかと。
女の子の揺れ動く心情、とか、繊細で複雑な友情、とか、そのへんの描写はよかったと思います。女子中学生とか高校生のころってほんと、いろいろめんどくさいから、女の世界は。

リリカル小説好きな人にはおすすめできるかと思います。


※デビュー作に関してレビューしてる友人を発見。
TB :「オタで百合好きで仮面浪人生な女子大生の日記」
追記:
上記ブログで「春待ちの姫君たち」のレビューがアップされましたのでTB追加。レビューを見に行く。


大いなる遺産 (上巻)

基本中の基本、名作中の名作なんだと思います。初読。「今さら手を出すのもなぁ」と長い間敬遠していたのですが、先日読んだ「マチルダは小さな大天才」でマチルダが一番最初に手を出した大人向けの本だったため、負けてられんとばかりに早速借り出してきました。
いや、もう。面白いです。

貧しい孤児ピップがある日突然、「大いなる遺産」の相続見込みを通知される!というのが第一章。

『姿を見せない「恩人」、経帷子のような婚礼衣装をまとい、狂気を内に秘める老婦人「永遠の花嫁」ミス・ハビシャム、謎めいた魅力と高慢な美しさをふりまく少女エステラ、ピップの義兄であり幼きピップのただ一人の友であった善良な鍛冶屋のジョー…

 超個性的な登場人物と、主人公ピップの数奇な運命から目が離せない!』
(次回予告風)と、まあ、そういう感じ。

今まで何故読んでいなかったんだろう、と悔しくなるくらい面白く読めました。
金持ちになった(というか、なる見込みになった)主人公ピップの性格が紳士度と反比例してだんだん悪くなっていったりとか、男に裏切られたミス・ハビシャムの恐るべき復讐とか、ぞくぞくするくらい読み応えがあります。

「偶然の一致」がやたらと多いのがちょっとね、というところではありますが、ユーモアに溢れた名作だと思います。




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