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オンライン書店ビーケーワン:最愛

18年ぶりに再会した姉が選んだ夫は、 かつて人を殺めた男だった

真保裕一の恋愛長編です。ちなみに私、真保節で恋愛はいまいち好みじゃないので辛口かもしれません。ご注意ください。

ゆがんだ、それ故に純粋な愛がテーマみたいです。でもどうも、真保さんの言う「愛」は私の思うものとは違うのです。

両親と死別した後、18年の間生き別れになっていた姉と弟。そんなとき、悟郎のもとに来た知らせ、それは姉が瀕死の重傷を負ったというもの。そして悟郎は、姉が事件の前日に婚姻届を提出したことを知る。その相手は前科持ち、自分の妻を殺した男だった…

衝撃のオープニングです。掴みはばっちりです。さすが真保さんです。

なんですけどね。

真面目で優しいのかただの優柔不断なのかよくわからない主人公・悟郎といい、その悟郎が口を極めて褒め、憧れる「真っ直ぐ」な姉といい、その夫といい…
とにかく主人公サイドが誰一人気に入らない(笑)
誰よりも姉。そんなにいい女か? そういう愛は一途というのか?
価値観の相違かもしれませんが、悟郎が感動する「姉の愛の遍歴」、ひとつたりとも共感できませんでした。

ラストも微妙に読めてしまったしなぁ…
真保さんは一番最後のどんでん返しが見事に決まるところが好きなので、この点は本当に残念。
「発火点」「ボーダーライン」あたりから罪を犯す側の心理にスポットをあてた作品が増えてますが、そういうヒューマンドラマ風の味付けは真保作品に限ってはちょっと邪魔だなと感じてしまうことが多いです。
小役人シリーズが読みたいなぁ…


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この本(カバー)買うのこっぱずかしくない?なんか。
【2007/03/02 04:02】 URL | mayu #-[ 編集]

買ったの私じゃないから。父だから。(笑)
まあでも、買うときに表紙は気にしませんよ。
【2007/03/05 21:38】 URL | 奏音 #-[ 編集]

確かに以前の真保作品に比べて,医療物になってから,レベルが落ちましたよねぇ.最後の所も,人工呼吸器につながれている患者に筋弛緩剤を打っても,何にもならない,ということを知らないのかなぁ.寧ろ,筋弛緩剤は,自発呼吸が出て来て人工呼吸器とファイティングする患者に使うんだけど.ここがやはり気になる.
【2007/04/10 17:33】 URL | black jack #71J/P4o2[ 編集]

>black jackさん
こんにちは。コメントありがとうございます!
真保作品、やっぱり昔のもののほうがレベル高かった気がしてしまいますねぇ…
人工呼吸器+筋弛緩剤=効果ナシ、なんですか…それはそれは…(^^;
真保作品はリアリティが命だったはずなのに、残念ですね。
【2007/04/10 22:22】 URL | 奏音 #-[ 編集]















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