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説きふせられて

オースティンという作家の名前を知り、読み始めた途端、いろんな作品に彼女の名前が出てくることに気づいてあらためて驚いています。
「可愛いエミリー」には、『ブロンテやオースティンのような天才になれるとは思ってないわ』という台詞が出て来たし、
「マチルダは小さな大天才」ではマチルダの既読本リストにブロンテとオースティンが並んでいるし、
「文学刑事サーズデイ・ネクスト」ではアシュロンがオースティン作品に入り込んで悪さをしようと企んでいたし、
今日読みはじめた「交換教授」には『ジェーン・オースティンを研究ている教授』が登場しました。
今まで気づかなかったのが不思議。でも、気づけてよかった。

オースティン作品を読むのは2冊目なんですが、どうも型が見えてきたので(笑)結末もなんとなく予期していた通りでした。
そんな分かりきった話でありながら、飽きずに最後まで読めたのは作品の力かな。

周りの人の説得で、一度は愛し合った人との結婚を諦めたアン。8年ぶりに元婚約者と出会って彼女の心が揺れ動く…
アンの動揺っぷり、感情の揺れ動き、そういった細かな描写が良いです。
面白いのは、二人の視線がどんどん近づいて行くこと。最初は顔も合わせられない二人が、次第次第に相手の姿を探してしまっている様子とか、少しずつ視線の合う回数や時間が増えていく様子とか、本当に細かい描写だけれど、そこに感情の動きの軌跡が見えてきます。

まあ、私なら説得されて結婚やめるような奴、一生許さないですけどね。

それにしても、オースティンの作品に出てくる主人公の家族はどうしてあんなに馬鹿揃いなんでしょうか?
あのアホな父親と姉の元で育って、アンが慎ましい女性なんかになるはずないと思うんだけど。事実、妹のメアリは底抜けに馬鹿だし。
主人公ってやっぱり強いんですね。
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「強い」っていうより、主人公というだけで「無敵」。
マリオで言ったらスターとった状態。

>まあ、私なら説得されて結婚やめるような奴、一生許さないですけどね。
そうだな。
がんばれ彼氏!!
【2005/11/25 11:36】 URL | mayu #TjJs2d9o[ 編集]

読んでくださってありがとう、です。著者じゃないけど。
いやぁ、完成度は高い・・・けどこの作品は結構地味で、大人の恋愛って感じの作品なんじゃないでしょうか。オースティンの作品にしては、珍しく海岸の描写や温泉街での社交やらあったりして、なかなか頑張ってたりします。
最後の方の手紙、というかメモのやりとりが、結構ハラハラしたりしました、私は。
これ、英国でTVドラマ化されていますが、主人公役が地味で、いい感じですよ。だって、イケイケのイマドキちゃんじゃないですからねぇ・・・。撮影の風景や建物もいいし、さすが、BBCいい作品撮ります。
【2005/11/25 23:35】 URL | アールグレイ #-[ 編集]

>アールグレイさん
オースティンの代弁者ですね?(笑)
そうですね、地味というか、とても地に足のついた作品だなぁと思います。突拍子もない事件とかはほとんど起こらないですものね。
地味だけどつくりのしっかりした、「本当にいいものってのはこんなもんなんだぜ、ヘッ」て言っちゃう職人さんのような、そんな印象です。(笑)
でも、この動きのすくない話をTVドラマ化ってちょっとすごいですね!
見てみたいです。
【2005/11/30 02:43】 URL | 奏音 #-[ 編集]

無視っすか?
【2005/11/30 19:30】 URL | mayu #-[ 編集]

>mayu
うん。
【2005/12/01 21:04】 URL | 奏音 #-[ 編集]















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